フライブルグ大聖堂少年合唱団 紹介
伝統 TRADITION
ドイツにおける名門少年合唱団のひとつに数えられるフライブルグ大聖堂少年合唱団の伝統は、 少年と男声の声域で構成される大聖堂の声楽アンサンブルとして、 8世紀以上にまでさかのぼることができ、20世紀までは、早朝の御ミサ、夕べの御ミサ及び日曜日と祝日の御ミサにて歌唱。
歴史 HISTORY
国家社会主義時代に、解散を余儀なくさせられた大聖堂少年合唱団は、1970年に前大聖堂音楽監督である高位聖職者ライムンド・フーク博士によって再結成。 現在では、フライブルグ大聖堂での典礼音楽を担当する。2003年には、現音楽監督ボーリス・ベーマンが就任。
業績 ACHIEVEMENTS
ロンドンフィルハーモニー、南西ドイツ放送交響楽団、エルプフィルハーモニー交響楽団、 フライブルグ・フィルハーモニー交響楽団などとの共演も多数。アカペラ及びオラトリオ作品における数多くのCD録音に加えて、 ラジオ、テレビでの出演も多い。フライブルグ大聖堂少年合唱団は、これらの音楽活動に対して、多数の表彰及び音楽賞を受賞。 ドイツはもとより、ヨーロッパ、カナダ、南アメリカ、オーストラリア等にて、国外演奏ツアーを数多くこなし、 日本には、1995年以来、今回4度目の来日を果たす。
指揮者 紹介
CONDUCTOR ボリス・ベーマン
1964年ヴォルムス・アム・ラインに生まれる。マインツ総合大学にてカトリック神学を勉学後、デトモルト音楽大学にて、教会音楽を研鑽。教会音楽家国家試験最高課程に合格後、 ケベラ市のローマ法王指定聖マリア教会に合唱ディレクターとして就任。2003年より、フライブルグ大聖堂音楽監督兼フライブルグ大聖堂付属声楽学校校長。 2006年以来フライブルグ音楽学校及び、フライブルグ総合大学にて教鞭をとる。2018年以来フライブルグ総合大学名誉教授